天龍工業  事業内容(シート、樹脂成形品、輸送機部品)

技術・研究開発

豊富な技術資産を活かし、安定した経営基盤を築いていくため、特定の分野に固執せず、常に新分野の開拓を目指し、積極的に研究開発に取り組む。そんな創造性、活力、柔軟さにあふれた企業活動の拠点となるのが技術力です。
天龍ホールディングスでは、体圧分布測定器、3D-CAD、振動測定器など豊富な解析・測定機器を駆使し、また、グループの情報・技術をクロスさせて、新規事業の模索に取り組んでいます。
そのほか、グループの産業財産権を一元的に管理するという役割も担っています。
現在は、乗物の移動空間をいかに快適に演出するかの研究開発を推進し、それらはこれまでに築いてきたさまざまな技術ノウハウの複合化により、着実に成果を上げつつあります。

開発設計ツールとして欠かせない、3D-CADの活用により、構造解析をはじめとして、デザイン検討、モデルの作成など、幅広く活用し、研究開発の効率を高めています。
 ◆3次元マネキン    ◆解析・測定機器
     
  シート・搬器などの乗り心地評価・材料評価において、振動・衝撃の解析は欠くことのできない大切な要素です。技術本部では、FFTアナライザをはじめとする解析・測定機器により、品質確認および品質の向上に努めています。
 ◆解析画像
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 

 

 ◆体圧分布測定装置を使った評価


シートの座り心地を向上させるために、体圧分布測定装置を使った評価をしています。座ったときの座面または背もたれの圧力分布を測定することで、主観的なあいまいな評価ではなく、定量的なシート評価が可能で、より座り心地のよいシートを開発することが出来ます。

 ◆動的座り心地評価

【 モーションベース導入】
 シートの動的な座り心地評価をするために、「電動6軸モーションベース」を導入して研究しています。6軸の振動装置により乗物の揺れや振動を再現し、シートの座り心地を実環境に近い形で評価しています。
 また、体圧分布測定装置と組み合わせることで、動的な座り心地を時系列で定量的に評価することも可能です。

 ◆アイデアスケッチ  
     
   バス、鉄道、船舶など移動空間は、デザインが非常に大切です。
専門のデザインスタッフが企画段階から参画して、より快適な環境を提供するために、新製品開発やお客様のご要望を満足させるためのデザイン活動を行っています。
 移動空間を総合的に考えコンセプトからカラーリングまで一貫した提案活動を行っています。
   
 ◆3Dモデル    ◆モックアップ
     


時代とともに高度化する安全基準に適合する製品の開発に、製品評価テストが活かされています。
ダイナミックテストは、航空機や高速船のシートをはじめとして、さまざまな乗物用シートの耐衝撃性を確認するために実施され、そのテストデータをもとに、より安全で信頼性の高いシート開発を行っています。
テスト設備は「減速型スレッド方式」で、長さ40メートルのレールの上を、空気圧力で走らせたスレッドをストップワイヤで停止させ、要求されるGを発生させるものです。
この設備は、FAA(アメリカ連邦航空局)の要求基準に合致し、旅客機やヘリコプターのシートはもちろん、バス、船舶、車両など、あらゆる乗物用シートのダイナミックテストが可能です。
 ◆ダイナミック試験